島津製作所の子会社、島津ビジネスシステムズ(京都市)は3月16日、運営する気象情報サイト「お天気☆JAPAN」で無料公開している桜の開花・満開予想の対象地点を、昨年の137カ所から1000カ所に拡大すると発表した。ビッグデータを活用し、AIが桜の状態を6段階で予想するという。
過去10年間、全国1000会場から収集してきた桜の開花状況に関するデータ約98万件、全国416カ所のアメダスから集めていた気象観測データ約152万件などを使う。1000カ所それぞれに対し、AIによる機械学習モデルを個別に構築し、独自の予想を行うという。
予想内容は「咲き始め(開花)」「5分咲き」「7分咲き」「満開」「散り始め」「終わり」の6段階で、1日当たり4回更新する。過去10年間の的中率(誤差2日以内)は約75%としている。
同社によると、2018年は全国で例年より早めの開花になる見込み。開花予想日は、東京は例年より5日早い3月21日、大阪が例年より5日早い3月23日。最も開花が遅いのは青森で4月23日の見込みという(15日午後5時時点)。
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