RIZAP(ライザップ)グループは4月4日、サッカー・Jリーグの湘南ベルマーレ(神奈川県平塚市)に出資し経営権を取得するとの一部報道に対し、「当社から発表したものではないが、検討していることは事実」とのコメントを発表した。
4月3日付の日本経済新聞によると、RIZAPグループが推進するスポーツ事業拡大の一環で出資する。2020年までに同チームに10億円を投資し、選手育成、クラブハウスの設備拡充、マーケティング支援などを行っていくという。フィットネス事業の相乗効果を生み出す狙いもあるとしている。
同紙によると、RIZAPグループは今月中にも、湘南ベルマーレ筆頭株主の三栄建築設計と折半出資の持ち株会社を設立予定。三栄建築設計は保有する全株式を持ち株会社に移管するという。同チームが実施する第三者割当増資を持ち株会社が引き受け、過半数の株式を取得する計画もあるとしている。
今季からJ1昇格
湘南ベルマーレは、元浦和レッズの梅崎司選手や、元サンフレッチェ広島のミハエル・ミキッチ選手らが所属。17年にJ2で優勝し、18年からJ1に昇格した。三栄建築設計は16年からスポンサーとして支援している。
一連の報道を踏まえ、三栄建築設計も「報道内容は当社から発表したものではない。出資について検討していることは事実だが、開示すべき事項が決定した場合は速やかに公表する」とのコメントを発表している。
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