米Amazon.comが家庭用ロボットを開発中だと、米Bloombergのマーク・ガーマン記者とブラッド・ストーン記者が4月23日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。
「Vesta」(ローマ神話の家庭を守る女神の名前)というコードネームのこのプロジェクトは、同社のカリフォルニア州サニーベールにある研究開発ラボ「Lab126」で進行中という。Lab126は、スマートスピーカー「Echo」シリーズや「Fire TV」などを開発した。
Vestaプロジェクトは数年前に立ち上げられたものだが、Lab126は、ここ数カ月中にロボティクス関連の求人を急増させている。
計画について説明された人によると、Amazonは年内には従業員の家庭にロボットを供給し始め、早ければ2019年にも商品化したいとしているという。
ある情報筋によると、ロボットのプロトタイプは高性能カメラとコンピュータビジョンソフトウェアを搭載しており、自動運転車のように家の中を歩き回れるという。AIアシスタントの「Alexa」も搭載し、受け答えもする。
Amazonは自社倉庫効率化のために買収したKiva Systemsのロボットを使っているが、Vestaのロボットの設計はKivaのロボットとは異なるという。
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