任天堂は3月9日、動画番組「ニンテンドーダイレクト」で、Nintendo Switch向けソフトの新情報を公開した。「大乱闘スマッシュブラザーズ」(スマブラ)や「クラッシュ・バンディクー」など人気タイトルを投入する。Twitterでは両タイトルがトレンド入りした。
スマブラは任天堂のキャラクターが集結する対戦アクションゲーム。同社が9日に公開した動画では、人気ゲーム「スプラトゥーン」のキャラクターが登場し、Twitterなどでは「スプラトゥーンのキャラが参戦するのか」「期待通り」などと話題になっている。スマブラは、1999年に第1作をNINTENDO64向けに発売。08年にWii向けに発売した「X」は全世界で約1325万本を売り上げた。
96年にプレイステーション向けソフトとして人気を博したクラッシュ・バンディクーは、初期3作品のリマスター版「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」として復活。同シリーズの任天堂機対応は12年ぶりだ。
その他、音楽ゲーム「太鼓の達人」、海外で人気のインディーゲーム「UNDERTALE」、発表済みだった「マリオテニス エース」のシステムや発売日の公開など、Switch向けソフトの情報が続々と発表された。
Switch本体の販売台数は1486万台で、同社が17年1月31日に国内生産を終了した据え置き型ゲーム機「Wii U」の販売台数1365万台をすでに上回った。ソフトの販売本数は5257万本で、「スーパーマリオ オデッセイ」(全世界で907万本)を筆頭に、「マリオカート8 デラックス」(733万本)、「Splatoon 2」(491万本)など8タイトルがミリオンセラーを記録(いずれも17年12月末時点)。
同社はSwitchの販売が好調なこともあり、18年3月期(17年4月〜18年3月)連結業績予想を上方修正し、売上高を9600億円(17年10月時点)から1兆200億円に引き上げると1月31日に発表している。
さらに、Switchと段ボールを組み合わせて遊ぶ工作キット「Nintendo Labo」(ニンテンドー ラボ)を4月に発売する。ピアノや釣り竿、バイク、ロボットなどを組み立て、Switchと合体させて遊ぶ独創性の高さで注目を集めていた。
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