ベンチャー企業が選んだ最もイノベーティブな大企業はKDDI−。イノベーションリーダーズサミット(ILS)実行委員会と経済産業省がこのほど発表したベンチャー連携を通じたオープンイノベーションに積極的な大企業の人気ランキング調査結果によると、1位KDDIのほか、2位トヨタ自動車、3位ソフトバンクとなった。
トップ3はベンチャーへの投資や買収に積極的で、その他上位に入った大企業もコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)や、アクセラレータープログラムも実施しているところが多いという。また、ベンチャー企業に協業する大手企業を選ぶ理由を聞いたところ、「協業ニーズが明確で情報を積極的に公開」「役員などトップ層と商談できる」「ベンチャー提携の実績が豊富」の順だった。
調査は、昨年10月に実施した大企業とベンチャー企業の新事業協業マッチングプログラム「パワーマッチング」に参加した日米のベンチャーキャピタリストなど107人が推薦する有望ベンチャー企業481社に対して実施し、218社から有効回答を得た。
同時に発表した大企業103社を対象にした「オープンイノベーション意識調査」によると、ベンチャーとの事業提携の「重要度」「活発化度」「実績」は、6割以上の企業が5年前より増していると回答した。
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