Huaweiは2月25日(中央ヨーロッパ時間)、スペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2018」に合わせて新型ノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」を発表した。ヨーロッパでの標準販売価格は1499ユーロ(約19万7000円)から1899ユーロ(約24万9000円)となる。
今回発表されたMateBook X Proは、3モデルある。搭載するCPUは下位・中位モデルがCore i5-8250U(1.6G〜3.4GHz)、上位モデルがCore i7-8550U(1.8G〜4GHz)となる。全モデルともに外部GPUとしてNVIDIAの「GeForce MX150」(メモリ2GB)を搭載しており、シーンに応じてCPU内蔵の「Intel UHD Graphics 620」と使い分けるようになっている。
メインメモリの容量は下位・中位モデルが8GBで、上位モデルが16GB(いずれもLPDDR3)。SSD(ストレージ)の容量は下位モデルが256GB、中位・上位モデルが512GB(いずれもPCI Express接続でNVMe規格)となっている。プリインストールするOSは、今回発表されたモデルについては「Windows 10 Home(Fall Creators Update)」となっている。
ディスプレイは3K(3000×2000ピクセル)の13.9型LTPS液晶を搭載する。この液晶はsRGBの色域を100%カバーするもので、コントラスト比は1500対1、最大輝度は1平方メートルあたり450カンデラ(450nits)という仕様だ。ディスプレイ横のフレームの厚さは4mmで、画面占有率は91%となる。また、ディスプレイには最大10点まで検出するマルチタッチセンサーも内蔵されている。
電源ボタンは「Windows Hello」対応の指紋センサーを兼ねており、電源オンからWindowsログインまで最短7.8秒で行えるという(同社の計測値)。
キーボードのF6キーとF7キーの間には、100万画素のWebカメラが設置されている。普段は収納されており、使う時だけポップアップさせる仕組みだ。
ポート類はUSB 3.1 Type-C端子×2、USB 3.0端子(Type A)と3.5mmイヤフォンマイク端子を備える。USB 3.1 Type-C端子は2つとも「USB Power Delivery(USB PD)」による電源入力に対応。同端子のうち1つは「Thunderbolt 3」にも対応している。
バッテリーはリチウムポリマーで、容量は57.4Wh。満充電からの連続稼働時間は、ビデオ再生時で最大12時間(メーカー計測値)となっている。
ボディーサイズは304(幅)×217(高さ)×4.9〜14.6(奥行き)mmで、重量は1.33kgとなる。ボディーカラーはMystic SilverとSpace Greyを用意する。
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