Nokiaブランドを保有するフィンランドHMD Global(以下、HMD)は2月25日(中央ヨーロッパ時間)、スペインのバルセロナで開催の「Mobile World Congress 2018」に先立ち、米Googleの「Android One」カテゴリーの新端末3モデル、「Android Go」1モデルと、4Gサポートのスライド式携帯電話1モデルを発表した。発売時期は4月あるいは5月で、地域は“グローバル”となっているが日本が含まれるかは不明だ。
Android Oneは、Googleによると「純粋なAndroidの体験を各国のメーカーやキャリアといったパートナーと一緒に作り上げるプログラム」。必要最低限の機能を搭載し、発売後少なくとも1回のメジャーアップデートが保証されている。Android Goは、メモリ1GB以下のローエンド端末で、軽量化した「Go Edition」のAndroid OSと基本アプリを搭載する。
HMDは昨年1月に「Nokia 6」を、8月に「Nokia 8」をAndroidスマートフォンとして発表しているが、いずれもAndroid Oneではなかった。
今回発表したのは以下の5モデル。
- Nokia 8 Sirocco:Android One/Snapdragon 835 /5.5型pOLED/749ユーロ/4月発売
- Nokia 7 Plus:Android One/Snapdragon 660/6型/399ユーロ/4月発売
- 新Nokia 6/Android One/Snapdragon 630/5.5型/279ユーロ/5月発売
- Nokia 1/Android Go/MediaTekの“4コアプロセッサ”/4.5型/85ドル/4月発売
- Nokia 8110/フィーチャーフォン/Qualcomm 205/スライド式2.4型/79ユーロ/5月発売
Nokia 8110のオリジナルは、1999年に公開されたSF映画「マトリックス」で主人公が使っていた“未来的な”携帯電話。スライド式でバナナのようなカーブした形状になるのが特徴だ。色は黒とバナナイエローの2色。フィーチャーフォンながら、Google Assistant、Google Maps、Google Search、Facebook、Twitterなどを利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ITmedia 総合記事一覧で全文を見る
0 件のコメント:
コメントを投稿