Facebookは、開発者向け講演イベント「F8」を開催し、5月1日(米国時間)の基調講演において、今後FacebookやInstagram、Oculusなどに追加される新機能を紹介した。
Facebook 創設者兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏による基調講演では冒頭、一連の騒動を受けて「人々にとって影響力の大きいツールを提供するだけでなく、それらのツールが良いものとして使われるよう、責任を幅広く捉えている」と語られた。
1日目の講演で明らかにされたFacebook、Instagramの新機能で、日本のユーザーにも関係すると思われるのは以下の通り。
履歴のクリア
Facebookと情報を共有しているアプリやWebサイトの利用履歴について、これを確認したり消去したりできる機能が提供される。またその後もFacebook側で履歴情報を保持しないように設定することも可能になる。
ストーリーズへの共有
Facebookのストーリー機能やInstagramのストーリーズに対し、ほかのアプリから簡単に投稿できるようになる。例えばSpotifyのシェアボタンを押すと、聴いている音楽を編集しストーリーズなどに投稿できる。
Facebook グループタブ
Facebookのグループに参加しているユーザーは、グループタブから簡単にグループに移動できるようになる。2018年の後半には、タブから新しいグループを見つける機能も提供される。
デート機能
Facebookアプリにおいて、出会いやマッチングを可能にするというデート機能が追加される。ユーザーはFacebookプロフィールとは別にデート機能専用のプロフィールを作成でき、好みや共通点、共通の友人などの情報をもとにおすすめのマッチングが提案される。デート機能上での行動は、友人には表示されない。
2018年後半にトライアルが始まる予定で、詳細は今後明らかにされる。
災害支援ハブ
災害支援ハブ機能では、被災したユーザーや災害の影響を受けているユーザーが、道路の損傷の写真といったタイムリーな情報を直接共有でき、リアルタイムに更新できる機能を新たに導入する。2018年後半に提供される予定。
ARカメラエフェクト
カメラエフェクトプラットフォームがInstagramに導入され、クリエイターは、ARスタジオを用いてフェイスフィルターなどを作成できるようになる。
ビデオチャット
Instagramのダイレクト機能の中でビデオチャット機能が提供され、1対1、もしくはグループでビデオチャットが可能になる。現在テスト中で、まもなく全世界で利用可能になる。
Exploreページ
虫眼鏡アイコンで、検索機能のあるExploreページがリニューアルされ、興味・関心のあるコンテンツを発見しやすくなる。写真や動画は関連するトピックごとにチャンネルにまとめられ、興味のある分野を探しやすくする。現在テスト中で、まもなく全世界で利用可能になる。
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