2018年4月10日火曜日

人工知能(AI)が売上につながりやすいキーワードを推測

■見えなくなってしまったコンバージョンキーワードを見える化

2016年末頃から検索エンジン側のhttps化が進んだことにより、ユーザーがどのような検索キーワードでWebサイトへ訪問したのかが分からなくなりました。Google Analyticsなどのアクセス解析ツールでは、95%以上のアクセスが(not provided)と表示され、流入キーワードを確認することができません。よりコンバージョンや売上といった成果を求めるWeb担当者にとっては、施策優先順位の決定や成果予測が難しくなってしまうという課題がありました。

その課題を解決するために、ミエルカではGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleを連携し、人工知能(AI)を用いて分析することによって、自動で「コンバージョン(する可能性の高い)キーワード」を推測する機能を搭載しました。

リリース詳細はこちら https://mieru-ca.com/blog/cv_keyword_infer ■人工知能でコンバージョンページとクリックキーワードからコンバージョンキーワードを推測する

コンバージョンキーワードを推測するために、ミエルカではGoogle Analyticで“コンバージョンが発生したページ”を把握し、Google Search Consoleで該当ページの“流入キーワード”を把握。それらを統合することでコンバージョンキーワードを推測します。複数のコンバージョンポイントがある場合は、ポイントごとに「どのようなキーワードで」「何件のコンバージョン」が発生しているかを推測することが可能です。また、人工知能(AI)の一分野である言語処理技術も用いて、「ミエルカ 価格」「価格 ミエルカ」といった語順入れ替えのキーワードも1クエリと捉えて、コンバージョン数を推定します。
さらに、2018年4月中にはサードパーティのデータを用いて“コンバージョンに近いキーワード”を提案する機能の追加を予定しています。

■よりコンバージョンにつながりやすい施策を実施可能に
この機能によって「コンバージョンにつながりやすいキーワード」を把握することで、Web担当者は以下のような施策を実行できます。また、より成果につながりやすい施策を打つことが可能なため、コスト/工数削減、分析作業などの時短効果が期待できます。

① 「コンバージョン率が高いが、検索順位が低いキーワード」を強化する施策
  →該当キーワードでのランディングページを確認し、コンテンツを追加/改修するなどの施策を実施。
② 「コンバージョンキーワードの周辺キーワードを意識したコンテンツ」の追加施策
  →コンバージョンキーワードに近い周辺のキーワード(ミエルカで抽出)を抽出。抜け漏れのある

   キーワードや足りないコンテンツを追加、または新規コンテンツ制作。


■先行活用ユーザーさまの声
既存のミエルカユーザーさまに、先行して同機能を活用いただき、その効果や所感のコメントをいただきました。

 株式会社IDOM(クルマ買取販売「ガリバー」) マーケティングチーム  デジタルマーケセクション
 村田 創 氏
 「月別で様々なキャンペーンを行なっており、その貢献度がはっきりわかった。また、電話を
  鳴らすアクションと、フォーム申し込みのクエリの違いが明確になったこと、生産性の高い
  クエリの傾向が掴めたこ
とは大きい。」

その他の先行利用ユーザーさまからも「コンバージョンキーワードが分かることで作業の優先順位がつけやすくなった」「気づいていなかったコンバージョンキーワードに気づけた」「売上につながるキーワードが分かることで施策がしやすい」などのお言葉をいただいております。

■Web担当者・Webマスターの時短を実現し、より効果の高い施策を
Webアクセス解析は、効果的な改善施策を見出すためには専門的なスキルを求められるとともに、かなりの作業時間を要する業務です。この分析/調査などにかかる作業時間をミエルカに任せることで時短につながります。その分、Web担当者さまは「どのようなコンテンツ、ページを作るべきか」「どんな企画がユーザーに求められるか」などの打ち手を考案するために時間を有効活用できます。そのためにFaber Companyは今後もミエルカの機能を拡充して参ります。

■MIERUCA(ミエルカ)とは
https://mieru-ca.com/

Faber Companyが10年以上にわたる検索エンジンマーケティングの知見をもとに、人工知能(AI)を活用して開発したSEOプラットフォーム。
① コンテンツ企画・制作・評価・改善に加え、競合サイトを含むSEOパフォーマンス計測ができるツール、②セミナーや動画など自律的に学べる学習コンテンツ、③個別コンサルティング の三位一体で、インハウス(導入企業内)でのSEO・コンテンツ施策を支援する。
2015年3月のリリースから3年で導入企業は950社以上。開発メンバーには、ウェブアナリストで当社CAO(Chief Analytics Officer)・小川卓に加え、国立大学豊橋技術科学大学情報・知能工学系の吉田光男助教、明治大学理工学部情報科学科・髙木友博教授ら、人工知能の権威が加わる。ソフトウェア特許申請中。

■Faber Company(ファベルカンパニー)とは
https://www.fabercompany.co.jp/
「日本の職人技と先端テクノロジーの融合」をコンセプトに、企業のWebマーケティングを支援。2005年の創業以来、クライアント企業のSEO施策、PPC(リスティング)広告運用、コンテンツ制作などの事業を展開。2013年からSEOプラットフォーム「ミエルカ」の自社開発を開始。国立大学法人豊橋技術科学大学との共同研究を皮切りに、明治大学などとの産学連携で、Webマーケティング分野への人工知能の応用研究に力を注いでいる。
会社名: 株式会社Faber Company 
所在地: 〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-4 森崎ビル5階
代表者: 取締役社長COO:稲次正樹
資本金: 1億円
設立:  2005年10月24日
事業内容: MIERUCA(ミエルカ)事業、コンサルティング事業、サイトM&A事業
URL:  https://www.fabercompany.co.jp/



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