著者である、株式会社東急エージェンシーのクリエイティブユニット「TOTB」の河原大助氏と望月和人氏は、広告コミュニケーションが複雑化する中で、求められる本質は、持続する「物語」と記憶に残る「体験」であると説いています。どんなに時代が変わろうとも、人の認知や価値は頭の中に「物語」として残ること、 若年層への広告接触が年々難しくなる中でリアリティや参加性の高い「体験」施策は、彼らに深く刺さる傾向があること、など広告の歴史やファクトを確認しながら分析しています。
悩める広告人に向け、現場の経験と言葉で読み解いた本書は、広告がこれから進むべき方向を示すとともに、広告制作の実務に役立つ1冊になっています。体験施策で強い事実をつくり社会現象をつくっていくコミュニケーションの実例や、広告関連の名著も参考文献として多数紹介していますので、広告の仕事に携わる若手にもおすすめです。
【本書の構成】
1章 物語 (河原大助 著)
・「知る」ことと「物語」
・複雑化・概念化するマーケティング
・物語をつくる3つの視点
・物語のつくり方
2章 体験 (望月和人 著)・全体が見えないと、本当のことはわからない
・「持続進化」-マルチディスプレイ
・「破壊進化」—ネオ・プロモーション
・コンテンツ型CMが最強の広告だ
・広告をつくるな!社会現象をつくれ!
・CSVは机上の空論ではない
・重要な何かを象徴せよ—ビジョンはあるか?
[著者]クリエイティブユニットTOTB(ティーオーティービー)TOTBは2014年に設立された株式会社東急エージェンシーのクリエイティブブランド。「深いインサイト・強いアイデアに基づく、ストーリー・コンテキストを作り、緻密に計算された横断的な拡散設計を組み合わせたコミュニケーション」を創り上げる「トータルクリエイティブディレクション」を特徴とする。
TOTB公式サイト http://www.totb.jp/ ◆連絡先 (献本、著者への取材などご相談ください)株式会社宣伝会議 編集部 浦野 TEL : 03-3475-3010
〒107-8550東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル9階
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