2018年4月26日木曜日

フォードのeバイク・シェアリング・サービス「GoBike」。マット・ブラック塗装でカッコいい


ステルス戦闘機みたいなカッコ良さ。

アメリカ自動車メーカーの老舗Ford(フォード)が、電気自転車eバイクを作りました。マット・ブラックに塗装されたこれらは、250台がサンフランシスコでシェアリング・サービス「GoBike」として運用が開始されます。

モーターとバッテリー搭載の自転車が250台なのに対して、駐輪と充電をするドックは123台とのこと。常に半分が出払っていることを想定しているのでしょうか…?

坂道だらけなだけでなく小さな街なので、路駐スペースを探すのに地獄の苦労をするサンフランシスコ。ここならアシスト機能がついたeバイクは大変重宝されると思います。それに排気ガスを出さないので、海沿いの美しい空気を汚さないのもグーですね。

バッテリーは、345Whのリチウムイオン二次電池を使用。UI表示版には残りの充電や速度などが表示されます。そして最高時速は約29km/hとなかなかのスピード。真っ黒なボディーながらも「Ford」のロゴが描かれるパネルは青を基調としたオシャレなデザインが施されています。

利用は誰にでもでき、専用の「GoBike」アプリを使って1回券や3日券、はたまた年間パスといったチケットを購入することになります。利用時間超過の際は、15分につき3ドル(約330円)の追加料金が発生します。

フォードは最終的に、他の湾岸都市にもeバイクの配備を目指し、全部で2,500台を各地に置きたいと考えています。さてこのシェアリング・eバイク、どこまで普及するでしょうか? そして盗難やイタズラなどの対策はいかに?

サンフランシスコといえば、ホームレスを追い払うロボットが登場したこともありました。「GoBike」もまた、ハイテク機器を積極的に取り入れるスマートシティーならではの取り組みですね。


Image: SLASH GEAR
Source: SLASH GEAR via Ford, SF Examiner

岡本玄介



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