報道機関各位
2018年4月15日
日本マネジメント総合研究所合同会社
この度、弊社理事長の戸村智憲が、毎回たのしく学べる工夫をこらした下記のオンラインセミナーで、日本初で新たなジャンルを拓く「ビジネス童話」((C)戸村智憲)を用いた働き方改革・情報セキュリティ等につき生出演し、当日の資料を公開しました。
NTT東日本オンラインセミナー
視聴無料・事前登録制
https://www.ntt-east.co.jp/business/event/講師・作者: 日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村智憲(とむら とものり)
プロフィール:
https://www.jmri.co.jp/Profile.tomura.pdf実施年月日: 2018年4月13日(金)
タイトル名: 「3つの創作昔話で学ぶ わかりやすいセキュリティ&働き方改革のお話し」
3つの「ビジネス童話」の教訓等は、下記の弊社ウェブサイト掲載PDFファイルをご参照下さいませ。
PDF掲載先:
https://www.jmri.co.jp/BusinessDouwa.2018.April.13.NTTeast.Tomura.pdf以下に、日本初となる3つの「ビジネス童話」の本文(教訓など除く)をご紹介致します。
1.『3匹のやんちゃなオオカミ』
子豚たちは、お母さんから大人になるために、それぞれに家を建てるよう言われました。
1匹目の食いしん坊な子豚のジョンは、「よ~し、ボクはワラで家を建てて、ランチにハムがたっぷりのサンドウィッチを食べるんだ!」と、あっという間にワラの家を建てました。
まだ他の2匹の子豚たちがモタモタしているのを見て、子豚のジョンは、「お前らはトロイなぁ~。ボクはもうハムをムシャムシャ食べてるんだぞ~。あ~、おいしい!」と言って、2匹の子豚をからかっていました。
「ボクだって、家くらいすぐ建てられるよ!」と言った、2匹目の子豚のマイケルは、町の銀行に行って、「ねぇ、普通の会社づとめ豚のボクにもローン下さい」とローン審査に行きました。すると、住宅会社と銀行がタカのような鋭い笑顔で微笑んで、木造のシェアハウス型の賃貸住宅の投資話を丁寧に勧めてくれて、あっという間に木造の家を建てました。
2匹の子豚、ジョンとマイケルは、3匹目の子豚のステファニーを見て、「おいおい、まだノロノロやってるよ。ボクたちはもう家を建てたよぉ~。ステファニーはトロイなぁ~。」と言い、野菜のような馬車みたいな家で、2匹の子豚はおいしそうにランチのハムサンドをほおばっていました。
子豚のステファニーは、「ワタシはしっかりした家を建てて、安心に暮らせるようにしたいのよぉ~。だから、コツコツ頑張ってレンガの家にフレッツ光の回線も引いて楽しく暮らすの。今なら「ギガ推し!割引」で30か月割引きだし、「ひかりTV」も楽しいし、なにかあっても「フレッツ・ウイルスクリア」や「なおせ~る」で安心だし・・・」と、レンガの家を建てました。
そんな3匹の子豚たちが、楽しくのどかに暮らそうとしている頃、子豚たちを狙っている3匹のやんちゃなオオカミたちが、ヒソヒソ話をしています。
「よ~し、ボクは1匹目のワラの家を襲うぞぉ~。」と、オオカミA男は言いました。
「じゃあ、ボクは2匹目の木造の家を襲うぞぉ~。」と、オオカミB男は言いました。
「それなら、ワタシはレンガの家を襲っちゃうわぁ~。」と、オオカミC子は言いました。
子豚たちがそれぞれの家で、ランチのハムサンドを食べ終わり、おかわりのかつ丼をほおばっている頃、3匹のオオカミたちは、こっそりと3軒の家に忍び寄りました。
オオカミA男は、「がぉ~!こんなワラの家なんかふぅ~っと吹き飛ばしてやる!」と、大きく息を吸って一気に「ふぅ~っ」とワラの家を吹き飛ばしました。
1匹目の子豚のジョンは、「やべぇ、こんなにインスタにバエるシーンはすぐ撮らなきゃ」と、あわててスマホで自撮りしながら、「オオカミに吹き飛ばされたなう、に使っていいよ」と、ツイートしながら2匹目のマイケルの家に逃げていきました。
1匹目の子豚のジョンが「ねぇ、オオカミが襲ってきたから、かくまってよ~」と言うと、2匹目の子豚のマイケルは、「ボクはオオカミより、投資話を勧めてくる住宅会社と銀行の方が怖いよぉ~。」と言いながら、ジョンをかくまってあげました。
その時です!2匹目のオオカミB男が、「ここで普通に木造の家を壊すのはお子ちゃまだな。よぉ~し、別の手で行くか」というと、金融機関になりすまし、「ドンドンドン、マイケルさぁ~ん、ローンの取り立てで~す。貸したお金を返して下さ~い!」と言うと、マイケルはジョンを連れて裏口から一目散に逃げ、木造の空き家とローンだけが残りました。
2匹の子豚は、大慌てで、3匹目の子豚の家に逃げてきました。「ねぇ、ステファニー、オオカミに襲われたんだ!かくまってよぉ~。」というと、セキュリティ万全のネット回線でひかりTVを観ていたステファニーは、「すぐ中に入って!入口の監視カメラにオオカミの姿が映ってるわ!」と言い、2匹の子豚をかくまいました。
その頃、3匹目のオオカミC子は、さすがにレンガ造りで煙突などの脆弱性もなく、情報セキュリティも万全なステファニーの家を攻めあぐねていました。
「なんてことなの!この3匹目の子豚のステファニーは、「まるらくオフィス」で24時間365日体制のIT対応で、しかも、「ギガらくカメラ」で監視カメラの映像データをクラウド上に保管してあるなんて! それに「おまかせサイバーみまもり」で社内ネットワークも強力だし、「Webセキュリティ診断」で外部からの攻撃に備えているわ!「メル訓クラウド」で標的型メール攻撃の訓練もしているなんて、ステファニーって、まるで中小企業の経営者のお手本のようね!」と言って、他の2匹のオオカミも集まり、しばらく3匹の子豚の様子をうかがっていました。
そんなオオカミが手をこまねいている様子を、窓から見ていた1匹目の子豚のジョンは、チャーシュー麺をズルズルとすすりながら、「や~い、オオカミのヤツら困ってやんの!」と高笑いしながら、格安SIMフリースマホからSNSにオオカミの顔写真と「極悪人!」などと悪口やフェイクコメント満載のオオカミへのリベンジ投稿をアップしました。
2匹目の子豚のジョンは、格安SIMフリースマホでSNSの投稿を見つけました。「投資話で困っている人は大集合!場所はレンガの家の前にある木の下ね!」という投稿に、痛い目をした同情から、「いいね!」をして、ピュッと家を出て集合場所に行きました。
2匹の子豚たちの様子を見た3匹目の子豚のステファニーは、「ちょっと、2匹とも待ってよ!ネットの利用は気を付けないと、万全のセキュリティでも自分で安全性を壊すことになりかねないのよ~!」の声もむなしく、2匹はわがままにネットを介して行動しました。
1匹目の子豚のジョンは、オオカミの顔写真と悪評・フェイクニュース満載のSNS投稿をしたことで、あっという間にネットで炎上してしまいました。
さらに、他の写真のGPS記録やコメントから、どこに住むどんな子豚かも突き止められ、オオカミA男からは名誉棄損などで訴えられ、裁判所に連れて行かれる途中にオオカミA男に食べられてしましました。
問題行為を行うオオカミA男にも、裁判をする権利やオオカミ権(人権)があるのです。
2匹目の子豚のマイケルは、災害時や緊急時などにある同情を引く悪意のSNSコメントにつられて、レンガの家を出た先のオオカミB男がいる木の下に行ってしまい、オオカミに食べられてしまいました。
まっとうな支援要請や災害情報との見分けが大切なんですね。
子豚を食べて満腹のオオカミB男は、格安SIMフリースマホでネット接続での偽投稿を、何のセキュリティ対策もしていなかったため、オオカミネット銀行の預金や仮想通貨「ブゥ~」を100ブゥ~すべて失ってしまい、オオカミ人生が詰みの状態になりました。
3匹目のオオカミC子は、ハッカーの一般的な心理に沿って、攻めるのが面倒くさそうな3匹目の子豚のステファニー宅を襲うのをやめ、もっと手軽に襲えそうな別の子羊商会などの会社を攻めることにしました。
子豚のステファニーは、2匹の子豚に祈りをささげつつ、困った時は、かけつけサポートや事故や故障なども同じ電話番号で相談のサポートデスクで安心に暮らしましたとさ。
2.『働き方改革なキリギリスとアリ 』
むか~しむかし、あるところに「“有能”アリ」と「遊び心のあるキリギリス」がおったそうな。
有能なアリは株式会社アリさん商会で、サービス残業をさせられたり、名もなき家事を押し付けてバリバリ働く効率的な働き方を教えられ「デキル」アリさん像を抱かされたりしながら、ひたすらとせっせと働いておったそうな。
冬に食糧をため込んで生きていけるようにして働くアリさんは、働くことで得られるカネをもって何かを得て幸せになることが大事だと思っておったようじゃ。
一方、夏の間、アリさんから見ると遊んでばかりいるように見えたキリギリスさんは、一生懸命というより、自分の好きなバイオリンで美しいハーモニーを楽しく奏でておったそうな。
キリギリスさんにとっては、演奏ということ自体が楽しみであったそうな。
やがて冬が来て、アリさんは、夏の間、ひたすら働いてもらった給料で食料を買い込み、誰が一番多く食糧を運んできたかを競い合って、ギスギスしたアリさんたちの家の中で、温かい暖炉の前でモソモソと食事をしておった。
そして、ふと、こう思ったそうじゃ。「オイラは何のために働いているんだろう。幸せってなんだろう。」と。
そんなことを思いつつ、ふと、窓の外に目をやると、夏の間に遊んでばかりいたはずのキリギリスさんが、華やかな燕尾服を着て寒そうにこちらに向かって歩いている様子が目にとまったとさ。
「ああ、キリギリスさんはかわいそうに、食べ物もなく凍え死にそうになって助けを求めに来たに違いない。」
そう思って窓の外のキリギリスさんたちをかわいそうに見ておった。
やがて、アリさんたちの家のとびらをノックする音が聞こえて、とびらを開けてみるとキリギリスさんが誇らしげにニコニコして立っておったそうな。
そして、キリギリスさんはこう言ったそうな。
「アリさん、楽しい歌を一曲いかがですか。」
冬になって心さみしい感じがしていたアリさんは、楽しそうな笑顔と誇らしげなキリギリスさんの姿を見て、ちょっと一曲くらいなら聴いてみようかなぁと思い、招き入れてみたのであった。
思わぬ来客に、他のアリさんたちも寄ってきて、夏の間に遊んでばかりいてロクにカネも食糧を稼がなかったに違いないキリギリスさんが、泣いて食料を恵んでくれと言ってきたのかと思ったそうな。
そんな中、キリギリスさんは暖炉の前にツカツカと歩み出て、おもむろにケースからバイオリンを取り出すと、「真っ赤なお鼻のトナカイさん」とかなんとかいう歌を楽しげに歌いだしたそうな。
楽しげに明るく歌う美声と甘いバイオリンの音色につられ、他のアリさんたちも思わず踊り出しながら、それはそれは、みんなで歌う楽しいひとときを過ごしたそうな。
そして、あるアリさんがふと「ああ、楽しいなぁ~。幸せっていいなぁ」とつぶやいたそうな。
それは、アリさんにとって、今までひたすら寒さをしのいで食料をモソモソ食べる以外になかった冬の新しい過ごし方に、とまどいつつも心躍る思いだったそうな。
キリギリスさんは他にも、カンツォーネや世界各地の民謡やモーツァルトなど、それはそれは楽しいレパートリーを披露してくれたそうな。
アリさんたちは夢中になって、幸せを体いっぱいに感じておったそうな。ギスギスしていたアリさん宅が、みんなあったかい気持ちでいっぱいになったそうな。
やがて演奏を終えたキリギリスさんは、かぶっていたシルクハットを差し出してこう言ったとそうな。
「あなたの幸せのお役に立てたなら、良ければチップとして食料を下さいませんか?」
もはや、アリさんたちに異論はなかったようじゃ。
アリさんたちはみんな、キリギリスさんのシルクハットに、アメのかけらや砂糖のかたまりや、夏の間にせっせと貯めた食糧やお金などを感謝と共にた~んとお渡ししたそうな。
アリさんたちにお礼を述べて、食料を袋に入れて背中に抱え、キリギリスは、またシルクハットをかぶって誇らしげにアリさん宅を出ようとした。
アリさんがあわてて、「外は寒いですし、食料もありませんし、夏の間に働いていないかわいそうなあなたたちを泊める場所くらいならありますよ」と声をかけたそうな。
すると、キリギリスさんは怒ることもなく笑顔でこう言ったそうな。
「ありがとう。でも、夏の間に磨いた腕を披露するのを待ってくれている他の仲間がたくさんいるんだ。幸せな気持ちを運びに行かなくちゃね。それが私にとっての幸せだし働くことなんだよ。」と。
キリギリスさんは、来た時と同じく、誇らしげに燕尾服で次の演奏会に向けて雪の中を歩いていきました。
アリさんたちが食卓に戻ると、そこには、今までにはなかった楽しい幸せ感につつまれた会話が生まれ、誰が一番多くの食糧を運んだかということよりも、お互いに顔を見合わせて笑顔になれることの大切さを感じていたのでした。
そして、ふと、「キリギリスさんがまた訪ねてきてくれないかなぁ・・・」と、次の演奏会を心待ちにして働ける意欲を取り戻したのでした。
3.『マッチ売りの少女A 』
それは、ある寒い冬のことでした。
雪が降り積もり、肌を刺すような冷たい空気がおおう中、おカネもなくおなかをすかせたかわいい少女が、よろよろとおぼつかない足取りで、街を行き交う人々に、健気にやっとの思いでマッチを売り歩いていたのでした。
「マッチは、マッチは、いかがですかぁ~。マッチを買ってくれませんかぁ~。」
か細い少女の声は、街の雑踏にかき消されそうになりながらも、必死にマッチを売る姿は、残り少ないロウソクがやっとの思いで炎をともしているようにさえ思えました。
「うるせぇ、こっちは品物を貴族さまのところに納めに行くのに急いでんだ!どけどけっ」
そう言って、荷車を押しながら少女を突き飛ばして歩き去る人もいました。
「なんなのかしら?マッチを買ってくれって?やだわぁ~、見苦しいったらありゃしない!さぁ、お母さま、こんなみすぼらしい姿の少女になんて構わず舞踏会に行きましょう」
そう言って、毛皮のコートに身を包んだ香水の薫りを漂わせた女性たちも、今にも倒れそうな少女のことを、全然気に掛ける様子もなく、足早にカツカツとハイヒールの靴音を響かせ歩き去って行きました。
冬空の空気だけではなく、人の心も冷たいかのように・・・
「今日、マッチが売れなかったら、ワタシは食べるものも買えず、寝る場所もなく、寒い夜に一人ぼっちで凍えそうなんです。どうか、どうか、マッチを、マッチを買って下さい。」
少女は街を行きかう人々に、何度も、何度も、頭を下げながら、かかとをすり減らして街のあちこちでマッチを一生懸命に朝から売り歩いているのでした。
やがて、パン屋さんの前の街灯の影が、ぐるっと回って夕方を告げる頃、この冬一番の寒さが、少女の手にいくつものあかぎれとしもやけでこごえさせていました。
「どうしよう。このままだと、ワタシ、寒さで街の片隅でこのまま今夜には天に・・・」
そんな声にならない心の声をつぶやいた少女は、あまりの寒さに耐えかねて、かごの中のマッチ箱をひとつ取り出すと、シュッと1本のマッチを擦りました。ボワワァ~と火が出て 明るい光を少女の手を照らし、少しだけあったかくなった気がしました。
「2本マッチを擦れば、もっと温かくなるのかしら。ほんの少しでもいい。温かくなりたい・・・。」
少女は祈るような思いで、マッチ箱から2本取り出すと、小さな凍える両手で、そっと、2本のマッチをシュッと擦りました。
すると、どうでしょう。少女の前に、さっきより明るい光の向こうに、スープやオードブルやステーキなどのテーブルの上にあるディナーのおいしそうな様子が浮かんでくるではありませんか。
「わぁ~、とってもおいしそう。あのスープを一口だけでも頂けたらあったかくなるのに・・・」
そう思った瞬間、ステキなお食事は煙となってフワァ~っと空に消えてしまいました。
少女を照らした一瞬の笑顔は、また、寒空の下で凍りついた涙のひとすじに変わりました。
その涙さえ、もう、ひとしずくも出ないほど、少女は青白い顔色でたたずんでいました。
「3本のマッチを擦ったら、天国のお母さまとお父さまに会えるかしら・・・。お花畑で親子3人で温かく追いかけっこできるかしら・・・」
少女はそういうと、マッチ箱から3本取り出し、シュッと擦りました。
今までより明るい光のその先に、ボワワァ~ンと、笑顔のお母さまとお父さまの姿が微笑んでいます。
少女は、思わず、とびきりの笑顔と最後のひとしずくの涙を絞り出し、光に飛び込もうとして、石畳の道を一歩踏み出しました。
そんな様子を、ある紳士が少し離れた所で見ていました。
紳士は、可愛い少女の姿を見て、そっと目頭を押さえたかと思うと、少女のいる方向につま先を向けました。
一歩踏み出した少女がよろめいたところで、さっと、紳士が少女を両手で抱きしめました。
驚いた少女は紳士の顔を見上げるのもやっとの状態で、紳士に、か細い笑顔を投げかけました。
少女は遠のきそうな意識の中、やっとひとこと言いました。
「紳士のおじさま、マッチを、マッチを買って下さいませんか?」
紳士は静かにうなずきながら、少女の両肩に手を置き、少女としっかり向き合って、おもむろにポケットから金貨を3枚取り出すと、少女の両手にそっと金貨を握りしめさせ、頬にそっと最期を看取るかのようにキスをしました。
それは、少女が1年かかってマッチを売り歩いても手にすることのできない金額でした。
少女は、「おじさま、ありがとう。これで・・・」と言いかけてすぐ、バ~ンっと紳士の手を振りほどいて、近くを通りかかった警官にこう叫びました。
「おまわりさ~ん、この人、ワタシを抱きしめてキスして金貨3枚渡されましたぁ~!」
すると、警官は血相を変えて紳士のもとに駆けつけて、「少女に金貨を与えてみだらな行為におよぶとは、何事だ!」と言って、手錠をかけて紳士を逮捕しました。
紳士は、「いや、これは、違います。マッチを買ってこの子を助けたかっただけです!」と言っても、警官は、「マッチが金貨3枚もするわけないだろ!このスケベめっ!」と言って、 警察署に連れて行かれた紳士をしり目に、少女は金貨3枚をもってニヤッと笑って走り去りながら言いました。
「あのおじさんも脇が甘いなぁ~。抱きしめてキスまでしちゃって・・・。今夜もクラブに 行ってモエシャンで仲間と乾杯だわぁ~!」と、少女はスキップして街を去りましたとさ。
以上です。
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