Googleアシスタントにできることが少しずつ増えています。前回このコラムでご紹介したリマインダーもそうですが、最近の個人的ヒットはテレビの電源を入れておけば「テレビでYouTube」と言うとYouTubeのお勧め動画再生が始まること。うちのテレビはAndroid TVなのでここまでしかできませんが、Chromecastを接続したテレビであれば電源のオン／オフもGoogle Homeからできます。
昨日は、「市が尾駅から青葉区役所まで、徒歩で何分？」と聞いたら「約8分です」と答えてくれました（Alexaは答えられませんでした）。「世田谷記念病院に行きたい」と言ったら「現在地から世田谷記念病院まで公共交通機関で行く場合、現在地から徒歩○分の○バス停から11時42分に出る○系統のバスに乗るのが最適ルートです。乗り継ぎが2回で、所要時間は約1時間14分です」というお返事。便利便利。
でも、「世田谷記念病院に2時までに着きたい」と聞いても答えてくれません。
最近がっかりしたのは、「楽しい音楽をかけて」とお願いしたとき「音楽ライブラリに楽しい音楽という曲はありませんでした。Play Musicから、似ている曲のミックスを再生します」と言ってしばらくしてから「すみません。エラーが起きました」と言われたことです。
「元気になる曲をかけて」なら、「Play Musicのステーション、アクティブ系洋楽ポップを再生します」と言ってくれるんですが。
まだまだ、使う側が“忖度”して質問方法を工夫する必要があるってことですね。
将来的には一人暮らしの高齢者のためのツールになり得ると思っているんですが、もう少し先になりそうです。
おばあちゃんになったつもりで幾つか語りかけてみました。以下は私とMiniの会話です（毎回「ねぇGoogle」と呼び掛けていますが、それは略してあります）。
私：寂しいよ
Mini：いつも私がそばにいますよ
私：疲れたなぁ
Mini：少し寝てみるのはいかがでしょう？
私：おじいさんに会いたいねぇ（おじいさんが故人という設定）
Mini：誰に会いたいのですか？ 目的地までの行き方をお調べすることもできますよ。ちなみに私はここにいますので
私：天国への行き方は？
Mini：現在地から天国まで公共交通機関で行く場合、現在地から徒歩10分の○駅から12時10分に出る小田急線に乗るのが最適ルートです。乗り継ぎが1回で、所要時間は約1時間9分です
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