2020年3月24日
KDDIは、スタートアップの事業開発を支援し、優れた5Gサービスの創出を目指す事業支援プログラム「5G for Startups」、およびスタートアップのビジネスモデルと大企業のリアルアセットを活用して、5G時代の事業共創を目指す事業共創プログラム「∞の翼」を2020年3月24日から開始します。
KDDIは、2011年より事業共創プラットフォーム「KDDI ∞ Labo」を開始し、これまでに77社のスタートアップ企業を支援してきました。2019年4月からは「5Gプログラム」を開始し、国内の大手企業を束ねた「パートナー連合」とスタートアップ企業とのマッチングを通して、5G時代の事業共創に取り組んできました。
KDDI ∞ Laboは、「パートナー連合」が提供するさまざまな支援アセットを通じてスタートアップの事業開発を支援し、優れた5Gサービスの創出を目指す「5G for Startups」を新たに開始します。「5G for Startups」において、KDDIはスタートアップに5Gの開発環境や高度な開発サポートなど事業支援アセットを提供します。
さらに、KDDI ∞ Laboは、5G時代の事業共創をより一層加速させるため、「パートナー連合」をはじめとする大企業各社にて進行中の新規事業プロジェクトを随時公開するとともに、各プロジェクトごとにスタートアップとの事業化を推進する事業共創プログラム「∞の翼」を新たに開始します。その第1弾として、「5G×コミュニケーション」「5G×商業施設」「5G×テレビ番組」「5G×スタジアム」の4つの事業共創プロジェクトを開始します。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、スタートアップやパートナー企業とともに、新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
<別紙>
1. 事業支援プログラム「5G for Startups」について
(1) 概要
事業支援プログラム「5G for Startups」は、「パートナー連合」が提供するさまざまな支援アセットを通じてスタートアップの事業開発を支援し、優れた5Gサービスの創出を目指すプログラムです。5Gによる既存事業のアップデートや、5Gを活用した革新的なビジネスモデル創出を目指すスタートアップを対象に公募を受け付け、選考されたスタートアップには、「パートナー連合」よりさまざまな事業支援アセットを提供します。
(2) KDDIが提供する主な事業支援アセット
[1] 5G Developer Support~開発支援~
アイレット株式会社や株式会社ARISE analyticsなど、KDDIグループ全体でスタートアップの5Gプロダクト開発支援を実施します。
- クラウドインフラ構築/運用サービスの無償提供 (注1)
- 機械学習/データ解析支援サービスの提供
- 最先端のMEC環境への移行開発支援
[2] 5G Project Workspace~開発環境~
商用環境として、5G完備されたプロジェクトスペースを提供します。
- KDDI DIGITAL GATE (虎ノ門) の空間の開放
- 5Gルーターの貸出/接続試験環境の提供
- 5G技術やビジネスに関するセミナーの随時開催
[3] 5G Public Demo~広報支援~
5G完備されたKDDI直営店のサービス展示スペースを提供します。
- 展示用クリエイティブの制作支援
- ユーザーフィードバックの提供
(3) 実施期間およびエントリー方法
- 実施期間
2020年3月24日から2021年3月31日 (予定) - エントリー方法
「KDDI ∞ Labo」公式ページにて受け付け。 - エントリー募集期間
【通年募集】
2020年3月24日から2021年3月31日
2. 事業共創プログラム「∞の翼」について
(1) 概要
事業共創プログラム「∞の翼」は、「パートナー連合」をはじめとする大企業各社にて進行中の新規事業プロジェクトを随時公開するとともに、各プロジェクトごとにスタートアップとの事業化を推進するプログラムです。プロジェクトは今後随時KDDI ∞ Laboホームページに公開し、スタートアップのエントリーを受け付けます。
(2) 実施期間およびエントリー方法
- 実施期間
2020年3月24日から2021年3月31日 (予定) - エントリー方法
「KDDI ∞ Labo」公式ページにて受け付け。 - エントリー募集期間
プロジェクトごとに随時受け付け。
<KDDI ∞ Labo パートナー連合46社>
3. 事業共創プログラム「∞の翼」、開始する4つのテーマおよびプロジェクト
(1) 概要
事業共創プログラム「∞の翼」の第1弾として、「5G×コミュニケーション」「5G×商業施設」「5G×テレビ番組」「5G×スタジアム」の4つの事業共創プロジェクトを開始します。
(2) 4つのテーマおよびプロジェクト
[1] 5G×コミュニケーション
- テーマ: 新たなイベント観戦、コミュニケーション体験の創出
- プロジェクトオーナー: 株式会社ミクシィ、KDDI株式会社
-
取り組み内容:
- リアルなアバターにて、現実世界とバーチャル世界を溶け込ませる新しいエンターテインメント体験
- 観客と主催者・演者とが、双方向でコミュニケーションし、皆で盛り上がることができる演出
- 自宅やお店、パブリックビューイングなど、遠隔地からでも会場とインタラクション可能になる仕組み
-
採択スタートアップ: 株式会社VRC
[2] 5G×商業施設
- テーマ: 商業施設の運営効率化や新たなお客さま体験の創出
- プロジェクトオーナー: 三井不動産株式会社、KDDI株式会社
-
取り組み内容:
- 自律移動型ロボットを活用した、商業施設の新たな警備システムの開発
- 5G通信環境を活用したサービス・ビジネスモデルの開発
- その他、商業施設の運用効率化や新たなお客さま体験の創出
-
採択スタートアップ: SEQSENSE株式会社
[3] 5G×テレビ番組
[4] 5G×スタジアム
- テーマ: スタジアムにおける新たなスポーツ観戦体験の創出
- プロジェクトオーナー: KDDI株式会社、株式会社名古屋グランパスエイト
-
取り組み内容:
- 試合のスタッツや観客の盛り上がり具合などをリアルタイムに可視化
- 会場外のスペースも使い、場内と同様の熱量で観戦できる仕組み
- 試合前や試合中に、客席からでもスマホで操作できる、双方向型のイベント演出
-
採択スタートアップ: 株式会社ENDROLL
KDDI ニュースリリースで全文を見る
0 件のコメント:
コメントを投稿