2020年1月8日水曜日

KDDI Open Innovation Fund 3号、データの自動匿名化技術を有するDeeping Sourceに出資

2020年1月8日

KDDIは、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社) を通じて、データの自動匿名化技術を有するDeeping Source Inc. (本社: 大韓民国ソウル市、CEO: Pete Kim、以下 Deeping Source) に出資しましたのでお知らせします。
なお、本出資は「ARISE analytics AI Fund Program」による事業共創を目的とした取り組みの一環です。

昨今、技術革新に伴うデジタル社会の伸長により、データの取扱量がグローバル規模で増加しています。一方、プライバシーに関わる個人情報保護法 (GDPRやPrivacy Law) の規制強化も世界各国で議論や整備が進んでいます。そのような中、企業による合法的かつ、信頼性に基づいたデータ収集のニーズも増加傾向にあり、データセキュリティ領域の独自技術を有するスタートアップ企業に関心が高まっています。
Deeping Sourceは、拡張性 (機械学習の多様化)・網羅性 (画像・動画・テキスト)・リアルタイム性 (データ容量の軽減)・セキュリティ精度 (データの不可逆化) の特長を有しており、Deeping Sourceが保有する技術は、従来の部分置換や暗号化に比べ、データによるヒト・モノの解析やAIによる機械学習への利用が適しています。

<従来のデータ加工手法との比較>

KDDIにおける本出資は、今後ビッグデータ活用が期待されるデータビジネス領域における新たな価値共創に向けた取り組みです。KDDIグループのARISE analyticsが有する画像解析技術と事業共創を進め、さまざまな企業のデータセキュリティを強力にサポートするとともに、安心安全なデジタル社会の進展に取り組んでいきます。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、新しい体験価値を創出していきます。

(参考)

■Deeping Source Inc.の概要

■KDDI Open Innovation Fundとは

KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、AI、IoT、ビッグデータ、フィンテックを注力分野としています。




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