2018年9月4日火曜日

KDDI・KCSの新海底ケーブル敷設船「KDDIケーブルインフィニティ」の進水式を実施

2018年9月4日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) とKDDIグループ会社である国際ケーブル・シップ株式会社 (本社: 神奈川県川崎市、代表取締役社長: 安楽 孝明、以下、KCS) は、2018年9月3日、スリランカ民主社会主義共和国 (以下、スリランカ) コロンボにあるコロンボ造船所において、2019年5月に運航開始予定の「KDDIケーブルインフィニティ」(以下 本船) (該当項目へジャンプします注1) の進水式を執り行いました。

<KDDIケーブルインフィニティ進水式の様子>

本船は、これまでの通信ケーブル、観測・資源探査ケーブルに加え、日本で初めて (該当項目へジャンプします注2)、電力ケーブル工事への対応が可能となります。これにより、浮体式洋上風力発電設備等に用いられる電力ケーブルについても、耐候性の高い海底ケーブル敷設工事を実現します。

これまでKDDIが培ってきた衛星通信や移動体ネットワークのノウハウを活用し、また多くのお客様へのソリューション提供の実績・経験に基づき、ケーブル船における革新的IT環境の導入を推進します。海上におけるケーブル工事の作業状況や船舶の関係設備の状態について、船内と陸上でのリアルタイムの共有を可能とするなど船上業務の一層の効率化と省力化の実現を目指します。

今後は、船体上部のブロック搭載および船内各機器の艤装を順次行い、2019年4月の竣工を予定しています (該当項目へジャンプします注3)。竣工にあわせ、スリランカにて命名・引渡し式を行う予定です。その後、日本へ回航し、水中ロボット等の艤装作業を行い、2019年5月から本船の運用を開始し、それにあわせ、日本での就航披露式を予定しています。

KDDIとKCSは、最新の海底ケーブル敷設船ならびに最新IT技術を導入していくことで、今後も船舶運航及び洋上工事におけるIT改革を推進するとともに、これまで以上に信頼性の高い通信サービスを提供していきます。

KDDIケーブルインフィニティ概要

<完成イメージ図>




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