2018年3月23日金曜日

[ITmedia News] 「Googleアシスタント」で個人間送金が可能に(まずは米国で)

 米Googleは3月22日(現地時間)、音声AIアシスタント「Googleアシスタント」と「Google Pay」を使った個人間の送金を可能にしたと発表した。

 まずは米国のAndroidおよびiOSのGoogleアシスタントで可能にし、向う数カ月中にスマートスピーカー「Google Home」シリーズでも利用できるようにする。

 例えば「Hey Google、ピザの行列に並んでくれているグレッグに5ドル送金して」「Ok Google、映画のチケット代20ドルをジェーンに請求して」と音声で命令すると、送金金額、Google Payの残金、送金相手のメールアドレスとプロフィール画像、「ピザ」などの覚書が表示される。問題なければ「Send now」ボタンをタップする。

 pay 1 音声で送金を指示

 タップしてもすぐに送金されず、指紋認証あるいはGoogleアカウントのパスワードによる認証を求められる。Google Homeでの送金で、どのように認証するのかはまだ不明だ。

 pay 2 指紋認証が必要

 相手にはメール、テキストメッセージ、プッシュ通知で送金(請求)が通知される。既にGoogle Payアプリをインストールしていればすぐに入金(送金)できるし、ない場合はインストールを勧められる。

 AIアシスタントによる個人間送金では、米Appleが先行した。Appleは昨年12月、SiriとApple Payによる個人送金機能を米国で利用できるようにしている。

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