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2020年7月9日木曜日
3密を避けたアフターコロナ時代の通勤スタイルを検討、「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」実証を実施
- KDDI株式会社
- 国際自動車株式会社
- 株式会社未来シェア
2020年7月9日
KDDI株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI)、国際自動車株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:西川 洋志、以下 国際自動車)、株式会社未来シェア (本社:北海道函館市、代表取締役:松舘 渉、以下 未来シェア)、は、アフターコロナ時代を見据えた新たな通勤スタイルの確立に向け、KDDI社員を対象とした「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」の実証実験 (以下 本実証実験) を東京都内で2020年7月13日から2020年8月7日まで実施します。
<本実証実験のイメージ>
本実証実験では、都内通勤における公共交通機関の混雑を避けた快適性、3密を避けた特定少人数での移動の安全性、渋滞回避による所要時間、「相乗り」に対するユーザーの受容性などを検証します。
各社は、今後本格化するMaaSサービス拡大やアフターコロナ時代における新たな移動体験価値の創出に寄与していきます。
■本実証実験について
1. 背景
- 東京圏の都市鉄道の最混雑区間における混雑率は199％(
注) と高止まりしており、社員にとって満員電車による通勤は、大きな負担となっています。また、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、混雑した電車に乗り出勤・出社する社員は、不特定多数の乗客と接触した通勤となっています。 - 「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」が利用できるようになると、混雑した電車への乗車を回避し、着座して快適に移動することが可能になります。また、万が一社員の新型コロナウイルス感染症の発症が発覚した場合には、出・退勤の移動データを元に濃厚接触者を特定・隔離し、感染拡大を阻止することが可能です。
- KDDIは本実証実験を通じて蓄積したデータを活用し、サービス化に向けた本格検討を進め、オンデマンドサービスの創出やMaaSサービス拡大を目指します。
2. 概要
KDDI社員を対象とし「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」を提供します。
3. 実施期間
2020年7月13日から2020年8月7日までの約1カ月間 (平日のみ運行)
4. 対象者
KDDI社員 約2,000名 (延べ人数)
5. 実施エリア
都内 (一部エリア) ⇔飯田橋、新宿、虎ノ門エリアのKDDI事業所
6. 対象車両
ミニバンタクシー10台程度
<対象車両>
<飛沫防止ビニールカーテン>
7. 3密 (密集、密接、密閉) への対応
保健所指導のもと下記の通り3密対策を徹底し、安全の確保に努めます。
- 少人数での移動 (非密集)
- ソーシャルディスタンスを意識した座席設定 (非密接)
- 常時の換気実施 (非密閉)
- 送迎後のアルコール消毒
- ドライバーおよび乗客の事前検温、マスク着用
- 運転席と客席を仕切る飛沫防止ビニールカーテンの設置
8. 各社の役割
- KDDI： サービス設計、運行の全体統括
- 国際自動車： タクシー運行
- 未来シェア： 相乗り配車システムの提供
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