2018年3月24日土曜日

WhatsApp共同創設者「Facebookを消すときがきた」とツイート


「#deletefacebook」ムーブメントは拡大するのか…!?

2014年にFacebook(フェイスブック)に買収されてからというもの、WhatsApp(ワッツアップ)の共同創設者であるJan KoumさんとBrian Actonさんはそれぞれ違う道を歩んできました。

KoumさんはCEOとして職に留まったいっぽうで、Actonさんは数年前に職を離れてWhatsAppとFacebookの競合にあたる暗号化チャットアプリ「Signal Foundation」のエグゼクティブチェアマンに就任しています。

WhatsAppの人気によってビリオネアの座を得たにも関わらず、どうやらActonさんはFacebookに不満があるようです。フォロワーにFacebookを消すときがきた…と告げた彼のツイートを見る限り…。

Facebookといえば、最近Cambridge Analyticaへ数千万人の個人情報が流出し、2016年の米大統領選に影響を与えたとされる問題が明らかになっていました。これを受けて「Facebookはもう使わない」宣言をした人は増えるいっぽう。

Actonさんのツイートが力強いメッセージとして注目されているのは、彼がWhatsApp共同創設者となる前に、Facebookの入社選考を受けて断られていた過去の持ち主であり、またアカウントを開設して9年のあいだに74件しかツイートをしておらず、これまでTwitterで口数が少なかったことも関係しているかもしれません。

今回のスキャンダルを受けて、Facebook株は一時7%以上急落する事態に。それでもこれを機にFacebookが築いてきた巨大なオンラインエンパイアが深い傷を負うことになるのかどうかは、まだはっきりしないところでもあります。


Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
Source: Forbs, Twitter(1, 2

Sam Rutherford - Gizmodo US[原文
(Rina Fukazu)



ギズモード・ジャパンで全文を見る

0 件のコメント:

コメントを投稿