2018年4月14日土曜日

イーロン・マスク「工場を寝床にしちゃうくらい、Teslaモデル3の生産は大変」


生産体制も背中も辛そうです。

数カ月前のこと、TeslaのCEOイーロン・マスクはモデル3について、「2017年の終わりまでには月に2万台を製造する」と話していました。各方面はこの動向を注目していたのですが……目標値が高すぎたのか? 現場でトラブルがあったのか? 今は週に2,020台しか作れていないのだそうです。

BGRによれば、6月終わりまでには週5,000台に増やしたいとの目論見もあり、マスク氏はここ数カ月ずっと、工場に泊まり込んでいるのだとか。

朝のニュース番組「CBS THIS MORNING」のインタヴューにて、マスク氏はこう話していました。

間違いなくストレスを感じていますよ。これまで半年近く、ずっと難しく痛ましい状態が続いているんです。それで工場の床に寝ているんですよ。寝るには楽しい場所ではありませんね。ヒドいもんです。

実際に社長が組み立てているわけではありませんが、問題が起こった時に即座に対応できるよう常駐しているため、帰宅してシャワーを浴びるヒマがないのだそうです。

CEOが休んでいる間、従業員が苦しみを味わうなんて許せませんからね。

とも付け加えていますが、コレ裏を返すと「CEOが工場にいて働いている間は従業員も働け」と言っているようにも聞こえます。もし真意がそうであれば、現場はかなりブラックなのかもしれません…。

ともあれ、マスク氏が思ったよりも生産体制の見通しがよろしくなかったワケですが、この状況は良くなるであろうと楽観的に考えているそうです。さてどうなることやら?


Image: Tesla
Source: BGR, dailymotion

岡本玄介



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