トヨタ博物館(愛知県長久手市)は、クラッシックカーのイベント「第29回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」を5月27日に開催する。愛・地球博記念公園をメイン会場に、1988年以前に製造された日米欧のクラシックカーが公道をパレード。燃料電池自動車「MIRAI」が先導し、年代順に一般参加車両約150台が続く。
トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」(2014年)
企画展示「世界初!のクルマたち」では、世界初のガソリン自動車をはじめ、セルフスターターを標準装備した「キャデラック モデル サーティ」、3点式シートベルトを初めて搭載し、特許を無償公開した「ボルボ PV544」など、トヨタ博物館が収蔵するクルマを展示し、走行も披露する。出展車のうち「ボルボ PV544」と「アウディ クワトロ」は、トヨタ博物館外での展示と走行披露は初という。
日時は5月27日午前8時半〜午後4時、入場料は無料。
世界初のガソリン自動車「ベンツ パテント モトールヴァーゲン」(レプリカ/1886年、ドイツ)
世界初のセルフスターターを標準装備した「キャデラック モデル サーティ」(1912年、米国)
世界初のリトラクタブルヘッドライト搭載「コード フロント ドライブ モデル812」(1937年、米国)
世界初の3点式シートベルト搭載「ボルボ PV544」(1959年、スウェーデン)
世界初のフルタイム4WD(量産車)「アウディ クワトロ」(1981年、ドイツ)
世界初のオーダーエントリーシステム「フォード マスタング コンバーチブル」(1964年、米国)
同乗試乗会に登場する「ロールスロイス コーニッシュIII」(1991年、英国)
「ジープニー」(1991年、フィリピン)
「LTI TX1“ロンドンタクシー”」(2001年、英国)
記念撮影・乗車ができる「ウィリスジープ」(1941年、米国)
「シボレーインパラ」(1959年、米国)
「ホンダ S800」(1966年、日本)
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