2018年4月21日土曜日

[ITmedia News] 赤ちゃんの泣き声は聞き逃さない 騒音に応じてイヤフォンの音量を自動調節する「Novo」、クラウドファンディング開始

 育児用品などの輸入販売を手掛けるGreen Aqua(新潟県新潟市)はこのほど、周囲の音に応じてスマートフォンや音楽プレーヤーの音量をコントロールするウェアラブルデバイス「novo」(ノボ)をクラウドファンディングサイト「Makuake」で公開した。販売予定価格は5980円(税別、以下同)。Makuakeでは3980円からの支援コースを用意している。

「novo」(ノボ)

 医療用の電子聴診器などに使用されるMEMS(Micro-Electrical-Mechanical Systems)マイクを搭載した手のひらサイズのデバイス。3.5ミリステレオミニの音声入力と出力を備え、スマホとイヤフォンの間に接続する。

 音を検知すると自動的にイヤフォンの音量を上げる「ブーストモード」と、音量を下げる「リデュースモード」がある。例えばブーストモードなら人混みで通話する際などに音を検知して自動的に音量をアップ。相手の声を聞き取りやすくしてくれる。

 音楽や映画を楽しむときはリデュースモードに設定する。玄関のチャイムが鳴ったり、幼い子どもが泣き出したりすると音量を下げるため気付きやすいという。音を感知し続けている間は音量を戻さず、周囲の音が収まっても音を確認できるように8〜10秒おいてから音量を元に戻す仕組みになっている。

 本体重量は13グラム。背面のクリップで衣服の胸ポケットなどに取り付けられる。

クリップで衣服に装着できる

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