2018年5月2日水曜日

VRヘッドセット「Oculus Go」発売--PCやスマホ不要、2万3800円から


 Facebook傘下のOculusは、スタンドアロンの仮想現実(VR)ヘッドセット「Oculus Go」を米国時間5月1日に出荷開始すると発表した。価格は199ドルから(日本価格は税込2万3800円から)となる。Facebookの開発者カンファレンス「F8」で発売を発表したMark Zuckerberg氏は、Oculus Goを「実に手頃な価格で手に入る、初のスタンドアロン型VRヘッドセット」と表現した。同氏はさらに、「(Oculus Goによって)多くの人がVRを初めて体験することになると思っている」と述べた。

 さらに、Zuckerberg氏はもう1つ別の発表をして聴衆の心をつかんだ。それは、カンファレンス会場にいる全員にOculus Goが無料で提供されるという発表だ。この発表は聴衆から最大の喝采をもって迎えられ、拍手が収まると「ありがとう!」と叫ぶ声も上がった。

 Oculus Goの主なスペックと機能は以下のとおり。

  • Qualcomm「Snapdragon 821」搭載
  • 解像度2560×1440、538ppiの液晶パネル
  • バッテリ持続時間はゲーム使用の場合で約2時間、動画ストリーミングの場合で約2.5時間。
  • 通気性に優れた発泡素材を採用し、長時間でも快適に装着できる。
  • ヘッドセット内蔵型のスペーシャルオーディオドライバを採用し、3.5mmオーディオジャックも備える。
  • コントローラ(単三電池付属)1基、USB電源アダプタ、眼鏡スペーサー(フィット感を調節)が付属。
  • ゲームやアプリなどコンテンツ1000本以上を提供。
  • スマートフォンの「Oculus」アプリと連携し、コンテンツのダウンロード、設定やカスタマイズができる。
  • 価格は容量32Gバイトのモデルが199ドル(税込2万3800円)、64Gバイトが249ドル(税込2万9800円)となっており、日本でもOculusのウェブサイトで販売を開始している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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