2018年4月2日月曜日

macOS 10.13.4でeGPUが正式サポート。対応GPUとケース情報をAppleが公開


Macのグラフィックス強化計画。

先日から配布の始まった「macOS 10.13.4」で正式にサポートされた、Macの外部グラフィックス(eGPU)システム。Apple(アップル)は、対応グラフィックスカードやeGPUケースの情報を公開しています。

MacのeGPUではThunderbolt 3接続したeGPUケースとその内部に設置されたグラフィックスカードを利用します。対応MacはMacBook Proの2016年モデル以降、iMacの2017年モデル以降、そしてiMac Pro。これらのシステムではeGPUを利用することで、VR(仮想現実)コンテンツの開発や3Dゲームなどをずっとスムーズに利用することができるのです。

さて、対応グラフィックスカードとしてはRadeon RX 570、Radeon RX 580、Radeon Pro WX 7100、AMD Polaris、Vega 56、Vega 64 が列挙されています。また対応eGPUケースとしてはOWC Mercury Helios FX3、PowerColor Devil Box、Sapphire Gear Box、Sonnet eGFX Breakaway Box 350W、Sonnet eGFX Breakaway Box 550W、Sonnet eGFX Breakaway Box 650Wがあげられています。

またグラフィックカードの消費電力の問題で、一部のグラフィックカードではSonnet eGFX Breakaway Box 650Wのような大容量の電源を搭載したモデルとの組み合わせが推奨されています。さらにMacBook Proとの接続では、ラップトップに十分に給電できるeGPUケースの利用が必要です。

そして実際に利用する際には、プロ向けアプリや3Dゲーム、VRアプリがMacでのeGPUに対応している必要があります。さらにBoot Camp上のWindowsや、リカバリ最中のMacではeGPUは利用できないそうです。



Image: MacRumors
Source: MacRumors

(塚本直樹)



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