2018年5月5日土曜日

毎日大量に発生する「いいね!」が寄付アプリElbiでチャリティ活動になったら、いい世界になりそう


「いいね!」の有効活用。

テクノロジーによって、タクシーの呼び方やレストランの予約方法は大きく変わりました。そして今、現代テクノロジーの力で寄付の仕方も大きく変わりそうですよ。

ElbiはSNSで「いいね!」を押すのと同じような手軽さで、慈善活動に寄付できるアプリです。掲載されている世界中のさまざまな慈善活動に少額募金を行なうことができます。募金をするには、まず画面をスワイプしていき、気になったチャリティのページ下部にあるハート形の「love」ボタンを押下。友人のSNSに「いいね!」を押すような感覚で、そのチャリティに対して1ドルの寄付ができるという仕組みなんだそうですよ。さらに、ユーザーは寄付の金額に応じてスコアをもらえるようになっており、それを限定品などの購入に充てることが可能です。

「寄付をする」となると、気になるのがどんな募金先なのかという点ですが、Elbiに掲載されているチャリティ先はイギリスの慈善委員会とアメリカの国税庁とチャリティ・ナビゲーターが吟味した団体とのこと。さらに設立者のひとりは「大きな組織ほど予算がないために、注目と認識を得られないような小さな組織にも力を入れている」と語っており、Elbiはすでに88カ国で10万件以上のチャリティを達成しています。

実は、このアプリの共同設立者のひとりは、スーパーモデルのナタリア・ヴォディアノヴァ。彼女のInstagram(インスタグラム)の投稿にほんの数分で3万の「いいね!」がついたことから、「いいね」を有効活用できないかと考え、このアプリの開発に至ったそう。

アプリの公式サイトいわく「ソーシャルメディアをスクロールしていたほんの数分とコーヒー1杯分のお金をElbiに費やす数分へと変えれば、塵も積もって世界を変える力になるかもしれません」とのこと。一説によればFacebook(フェイスブック)では日々、50億以上の「いいね!」が押されているそうですから、それらの「いいね!」がほんの少し慈善活動にまわるだけでも、絶大な影響がありそうです。


Image: Elbi
Source: Elbi(1, 2, 3) via TeenVogue

(たもり)



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