2018年5月5日土曜日

たむらしげる作 「よるのおと」が大賞 第65回産経児童出版文化賞受賞作8点決定

「よるのおと」は、9歳だった著者が、松尾芭蕉の俳句「古池や 蛙飛び込む 水の音」を初めて知った際、頭に浮かんだ鮮烈なビジョンが元になっています。それを、少年が月夜に池のほとりを歩いて、おじいさんの家にたどりつくという数十秒のストーリーに仕上げました。たむら氏は大賞受賞について、「このような一見地味な作品を見いだしていただき、うれしい」とコメントしています。

受賞作は次の通り。詳細は5月5日付産経新聞朝刊に掲載されています。

【受賞作一覧】 ■大賞      「よるのおと」

      たむらしげる作 偕成社

JR賞     「さかなのたまご」

    内山りゅう写真・文 ポプラ社

美術賞     「猫魔ヶ岳の妖怪」 

   八百板洋子再話 斎藤隆夫絵 福音館書店

産経新聞社賞  「こんぴら狗」 

     今井恭子作 くもん出版

フジテレビ賞  「世界恐竜発見地図」

   ヒサクニヒコ絵・文 岩崎書店

ニッポン放送賞 「世界を救うパンの缶詰」 

菅聖子文 ほるぷ出版

翻訳作品賞 「うみべのまちで」

ジョアン・シュウォーツ文 シドニー・スミス絵 いわじょうよしひと訳 BL出版

「わたしがいどんだ戦い1939年」

キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作 大作道子訳 評論社

主催:産経新聞社  後援:フジテレビジョン、ニッポン放送

協賛:JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物  

【産経児童出版文化賞】

学校図書法の施行にあわせて1954年に産経新聞社が創設した賞で、前年の1月1日から12月31日までの1年間に日本国内で出版された、すべての児童書籍を対象に審査を行い、毎年5月5日の「こどもの日」に受賞作が発表されます。



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