2018年4月4日水曜日

ニューヨーク証券取引所、Spotify上場を祝してスイスの国旗を掲げてしまう(※Spotifyはスウェーデンの会社です)


お祝いしたい気持ちだけもらっときます。

アメリカ現地時間で4月2日、大手音楽ストリーミング配信サービスのSpotify(スポティファイ)が、ニューヨーク証券取引所に上場をはたしました。参考価格を上回る初値165.90ドル(約1万7700円)で、堂々の出発。ニューヨーク証券取引所は、Spotifyの上場を祝し、スイスの国旗を掲げててウェルカムの意を表しました。…いや、Spotifyってスウェーデンの会社なんですけどね。

スウェーデンのメディアDi Digitalのテック系記者Sven Carlssonさんは、Spotify上場の瞬間を記事にしようとニューヨークに滞在。取引所の外に掲げられたスイス国旗を目撃し、思わずツイート。スウェーデン語で「スイスの国旗掲げてる、ウォール街爆笑」とコメントしています。

Carlssonさん以外にも、Twitterでミスを指摘しているがちらほら。その後、ニューヨーク証券取引所はミスを認め、旗を修正。無事、スウェーデンの国旗へと変更されました。Carlssonさんはその画像もポストしています。

この件に関して米Gizmodoが取引所に問い合わせたところ「価格発見のプロセスにおける中立性を、一瞬だけ表現した頌歌(しょうか)です」と担当者は回答。国旗を間違えたという単なるミスをジョークで返答するニューヨーカーらしい余裕、嫌いじゃないです。

直接上場という手法だけでなく、なんとも印象に残る瞬間となったSpotifyでした。


Image: Bjoern Wylezich/Shutterstock.com
Source: Twitter, Di Digital

Rhett Jones - Gizmodo US[原文
(そうこ)



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