2018年4月7日土曜日

[ITmedia ビジネスオンライン] 富士フイルム、白黒フィルム・印画紙の販売終了 安定供給が困難に

 富士フイルムイメージングシステムズは4月6日、白黒写真用フィルムと印画紙の販売を終了すると発表した。「生産効率の向上や経費削減などのコスト吸収を行ってきたが、需要の継続的な減少により安定的な供給が困難となったため」という。

photo 販売終了する「ネオパン 100 ACROS 36枚撮」

 1934年(昭和9年)に白黒フィルムのメーカーとして設立された同社だが、時代の波に逆らえず、撤退する。

 黒白フィルムは2018年10月、黒白印画紙は18年10月〜20年3月に全種類の出荷を終了する予定。具体的には、前者が「ネオパン 100 ACROS 36枚撮 単品」など3商品、後者が「フジブロWP FM2号」など4商品。

photo 販売終了する黒白フィルム・黒白印画紙一覧

 同社は1月にも、同様の理由で「フジカラー写ルンです シンプルエース 39枚撮」の販売を打ち切っていた。

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