2018年3月9日金曜日

[ITmedia ビジネスオンライン] 「自信満々の商品が売れない!」そんな時、どうすればいい?

 満を持して送り出した商品が売れなかったとき、どうすればいいのだろうか。「モノはいいはずなのになあ……」と頭を抱えている担当者の武器になるのが、川上徹也氏の「売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!」(SB新書/税別800円)だ。本書はモノを変えずに売り方を変える7つの方法を伝授している。

「売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!」(SB新書/税別800円)

 著者の川上氏は、さまざまな企業の広告制作やプロジェクトに携わる“広告のプロ”。物語を作って商品を手に取らせる「ストーリーブランディング」手法の名付け親で、マーケティング入門書の「これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング」(SB新書)は10万部を突破している。

 本書では、「モノはいいけど売れない」商品やサービスが、「ウリ」「時間」「場所」「人」「値段」「方法」「目的」――のどれかを変えることでヒットした例が紹介されている。例えば制汗剤で知られる「シーブリーズ」は、「売る人」を変えてどん底から復活した。メインターゲットを20〜30代の男性から、部活後の女子高生に変更し、パッケージやCMも刷新したところ、売り上げがV字回復したのだという。

 タイトルに「マーケティング」という言葉こそついていないが、本書で紹介されている7つの方法――「5W2H」は基本のフレームワークだ。自社のことを考えつつ、ヒット商品のエピソードを読み進めていくうちに、マーケティングの考え方をインストールできる。

 既存商品のプロモーションはもちろん、新商品のアイデアにもつながるはずだ。読み進めながら、「ITmediaだったら、この中のどれを変えると面白いだろう?」と自然と考えていた。「時間を変えて、夜中しか更新しないWebメディア」とか「人を変えて、60代以上に特化したWebメディア」とか……うーん、ちょっとイケてないですね。

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