2018年7月24日火曜日

総務省の研究開発課題「革新的AIネットワーク統合基盤技術の研究開発」を受託

  • KDDI株式会社
  • 株式会社日立製作所
  • 日本電気株式会社

2018年7月24日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI)、株式会社日立製作所 (本社: 東京都千代田区、執行役社長兼CEO: 東原 敏昭、以下 日立)、日本電気株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO: 新野 隆、以下 NEC) は、国立研究開発法人情報通信研究機構 (本部: 東京都小金井市、理事長: 徳田 英幸、以下 NICT) と共同で、平成30年度総務省情報通信技術の研究開発に係る提案の公募における「革新的AIネットワーク統合基盤技術の研究開発」(以下 本研究開発) について提案を行い、採択されました。今後、本研究開発の課題I (AIによるネットワーク運用技術)、課題II (AIによるネットワークサービス自動最適運用制御技術) について取り組んでいきます。
本研究開発は、安定した通信インフラの提供に向け、サービス要件定義から回線設計、ネットワーク設定、障害監視、復旧作業など通信サービスのライフサイクルの自動化を実現することを目的としています。
次世代通信システムである5G時代において、IoTやコネクティッドカーなど多様化するサービス要件に柔軟に対応が可能な、NFV (該当項目へジャンプします) に代表されるネットワーク仮想化が不可欠となります。その一方、通信設備を対象とした仮想化技術は途上段階にあり、障害対応が複雑化する懸念があります。
そのため、本研究開発では、今後さらに複雑化するネットワークの設計・制御・運用に対して、機械学習・AI (Artificial Intelligence) を用いることにより、多種多様なサービス要件を満たし、かつ安定した通信インフラ提供を可能とするネットワーク構築・運用技術を確立することを目指します。

<通信サービスに関わるライフサイクル管理の範囲>

今後もKDDI、日立、NEC、NICTは、世界に先駆けたAIによる運用自動化技術の確立に向けて研究開発を進めていきます。


<別紙>

1. 研究開発課題

2. 各社役割

KDDI、日立、NEC、NICTは本研究開発において、AIを活用したネットワーク運用技術およびネットワーク制御技術の確立と、各技術の有効性を検証後、各技術を統合した実証動作することを目標とし、以下の研究開発に取り組みます。

<研究開発の全体像>




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